当院の包括治療(総合的な治療)の考え
家の柱が折れたら、皆さんはどうしますか?
家全体を設計士に診断して貰うのではないでしょうか?
先ずは土地の診査・設計・見積もり・模型での確認・施工期間の決定で、初めて建築となります。
歯科も同様なのです。歯がなくなったり、虫歯になるのには原因が存在します。
原因を取り除いてから治療に移らなければいけません。
対処療法ではなく、原因療法が大切なのです。
10年後も20年後も
健康で調和のとれたお口で過ごしていただくために
当院では虫歯だけ・歯周病だけといった限局した治療をするのではなく、なぜそうなったのかという原因をお口の中全体(噛み合わせや顎関節の運動なども含めて)から考えていき、10年後20年後も健康的で調和のとれた口元で過ごしていただけるよう審美治療・歯周治療・矯正治療・インプラント治療・顎関節治療など様々な治療を組み合わせた包括治療を提案させていただいております。
総合治療(包括治療)について
総合治療(包括治療)とは、歯の1本1本を診るのではなく、お口全体から診る治療です。
例えば、ビルを修復する場合、壊れた部分だけを直すのか、骨組など全体から修復するのかで建物の強度が変わってきます。
当医院では、歯も同様に考えています。
総合的(包括的)に診て良い状態を維持し、歯がより長持ちするようなかたちで診ていきたいと思っています。
また、お一人おひとりに合った材料を選択したいと考えています。
また、無理な治療は行いません。
無理な治療というのは、無理やり治そうとしたために、トラブルを起こす治療です。
そうならない為にも実績を残したうえで、その実績をもとに診療していくのが本当の医療だと思います。
技術、実績の中で、最大限に噛めるように治療を行います。
ただ、場合によって、できないことは「できません」と診断させていただくこともあります。
どの歯科医院でも総合的な治療(包括治療)を行う事ができるわけではありません。
勉強会や学会での活動、新しい技術の習得、臨床、論文の発表を通じてはじめて可能になってきます。
インターネットで論文をどれだけ発表しているか、また本を書いているのかをご覧いただくことにより、技術・実績があるかのが、おわかり頂けると思います。
論文は治療の実績を投稿し査読を受け、良い結果であるものが掲載されます。
「インプラントを200本打った中の何パーセント残っているか」というの治療の実績を論文として掲載されるということは、治療方法が学術的に認められているということになるのです。インターネットの普及により患者さまご自身が医療情報を入手できる時代となっています。
歯の健康を維持するために、良い歯科医院を選んでいただきたいと思っております。
包括治療の症例
一口腔単位の治療①
術 前
術中(仮歯)
術後のシミュレーション
術 後
一口腔単位の治療②
術 前
術中(仮歯)
術後シミュレーション
術 後