当院のインプラントについて
当医院のインプラント治療を行う上で大切にしていることは、経時的な変化(治療後どうなっているか)ということです。
インプラント治療は、顎の骨にチタン製のインプラント体(根っこ)を埋め込む治療です。
歯のないところに単純にインプラントを埋入していくだけではなく、歯がなくなった原因を考え、治療後どうなるか全体像を考えながら治療していく必要があります。
安心のインプラントメーカー
インプラントというのは50年以上の実績があり、非常に良い治療だと考えています。
チタンというのは、骨とインテグレーションすることについては、確立された概念であって、それについて院長の私自身、日本の大手某メーカーのインストラクターを務めながら、そのメーカーのインプラントを使用し治療を行っています。
そのメーカーを使用する理由として、日本の大手のメーカーであるということから信頼性が非常に高いという点、10年間のメーカー保証もきっちりあるという部分でです。
インプラントメーカーも各社様々な特徴がある為、当医院でも4種類のインプラントを扱っており、お一人おひとりに合った骨の質、硬さ、量の問題、それから性別などによって、4つのインプラント体から合うものを選んでインプラント処置を行っています。
インプラント治療で心掛けていること
「歯のない部分に単純にインプラントを打ったら、またインプラントがなくなってしまいます」皆さんはそう思われませんか。
歯がなくなったのは原因があります。
天然の自分の歯でもなくなるので、そこにそのままインプラントを打ったらそれもなくなります。
そこで、全体像を見てからインプラントを行う事が大切だと考えています。
崩れかけたビルに、立派なインプラントという柱を建ててもまた崩れます。
全体から見て柱を建て直しする、それを人工物のインプラントで補うということを考えないと、まずいのではないでしょうか。
一番は、そこのなくなった骨とか歯の問題ではなくて、全体を見てからインプラントをするのが大切だということです。
きちんとコミュニケーションを取りながら、吟味して考えて治療を行うことでインプラントは非常によい結果となります。
まずは、一度相談にお越し下さい。
前歯のインプラントについて
前歯のインプラントに関しては、噛むということももちろんですが、見た目の美しさが大切になります。
当医院ではインプラントの種類の選択と、上に被せるものをしっかりと吟味して、インプラントの埋入を行います。
歯茎が腫れる。仮歯がとれた。など一度インプラント治療を行った後で気になる症状がでてきた。という方は、まずは、お気軽にご相談下さい。
もう一度、一緒に最善の治療方法を考えましょう。
過去にインプラント治療をされた方へ
歯茎が腫れる。仮歯がとれた。など一度インプラント治療を行った後で気になる症状が出てきたという方は、まずはお気軽にご相談下さい。
一緒に最善の治療方法を考えましょう。
インプラント治療の流れ
カウンセリング
歯を失った箇所の状態について、カウンセリングを行います。
インプラントの治療方法・期間・費用について、しっかりとご説明します。
患者さまにはご納得いただいたうえで治療を行います。
検査・診断
歯や顎のCTを撮影、歯型の採取を行います。
検査結果をもとに治療計画を立て、再度治療方法をご説明をいたします。
一次手術
歯肉を切開し、顎の骨を削り、インプラントを埋め込む手術を行います。局所麻酔をしますので、痛みはほとんどありません。切開した歯肉を縫合し、インプラントと顎の骨が結合するまで治癒期間をおきます。個人差はありますが、一般的には下顎で2~3ヶ月程度、上顎で4~6ヶ月程度です。
二次手術
インプラントと顎の骨の結合が確認されたら、再び歯肉を切開し、インプラントと歯冠を連結させるアパットメントの装着手術を行います。この状態で歯ぐきが治るまで、通常約1~6週間おきます。
人口の歯の作製・装着
歯ぐきが治った時点で型を取り、歯の形や色、歯並びを確認しながら、上部構造(人工の歯)を作ります。形や色等は患者様によって異なりますので、個々に合うものを作製し、インプラントに取り付けます。
メンテナンス
インプラントを長持ちさせ、安心・安全に使用するためには、定期的なメンテナンスが必要不可欠です。必ず定期健診を受けるようにしましょう。
インプラント治療の内容やリスクについて
インプラント治療とは、人工の歯根(インプラント)を歯を失った箇所に埋入する治療方法です。
インプラント治療について
■治療内容
■メリットとデメリット
■リスク
お伝えいたします。
インプラント治療の内容
インプラントの治療期間は、およそ数ヶ月~半年以上(手術内容・方法による)です。
治療内容は、下記の①~⑤のような流れとなっています。
①カウンセリング~治療の検査・計画
②1次手術
③2次手術
④人工の歯を作製・装着
⑤定期検診(半年に1回程度)
※個人差によって異なるケースもございます
費用についてはこちら
インプラント治療と、他の治療との違い
「入れ歯」や「ブリッジ」は天然の歯を治療しているのに対して、「インプラント」は人工物を埋入することから、治療内容が大きく異なります。
また、「差し歯」との違いは「歯根は残っているか・いないか?」という違いです。
歯根が残る差し歯では、治療時間や治療費が短め・安めというメリットの反面、変色や歯根の割れの可能性といったデメリットがあります。
インプラント治療のメリットとデメリットを解説していきます。
インプラント治療のメリット
●見た目がキレイ
●しっかりと噛める
●人工歯自体は虫歯にならない
インプラントはまるで天然の歯のような、「見栄え」で「咀嚼能力」があります。
インプラント治療のデメリット
●治療時間が長め
●保険が効かないので費用がかかる
●外科手術が必要
インプラント治療は保険が適用とならないため注意が必要です。
インプラント治療のリスク
インプラント治療における主なリスクは下記の3つです。
①血管損傷
②神経麻痺
③手術後の腫れ・痛み
血管損傷・神経麻痺は、血管や神経が「ドリル」や「インプラント自体」によって損傷することで起こるリスクです。インプラント手術の検査~計画を入念に行うことでトラブルを回避できます。起こった場合は、回復に数日~数週間の時間が必要です。
また、個人差がありますが手術後の腫れや痛みを伴うリスクもあります。こちらは、時間経過と共に治まっていきますが、痛みが酷い場合は「痛み止め」の服用が可能です。